このまちを、まもる。林建設工業の100年 このまちを、まもる。林建設工業の100年
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100years history 林建設工業100年の歩み

社史略年表 主たる工事経歴

  • 昭和20年終戦
  • 昭和51年酒田大火
  • 平成11年東日本大震災
1919[大正8年]
林市五郎が「林組」を創業
1925[大正14年]
本間家の蔵書収蔵施設として旧光丘文庫が竣工
文庫内に保存されている棟札に林市五郎の名前が残されている 光丘文庫
1945[昭和20年]
第二次世界大戦 終戦
戦後の林家 pickupHistory

戦時中、満州にいた林宇三郎(二代社長)は毛沢東の八路軍に拘束されてしまう。その時中国人たちが「この人は我々の同志です」と命乞いをして窮地を救ったとか。敵であった日本人をそこまで庇うとは、宇三郎は信頼の厚い存在であったに違いない。戦時中、林組は開店休業のような状態だったが、終戦後酒田に帰ってきた宇三郎、四男・政太郎たちが中心となって家業を立て直しはじめた。

林家
1949[昭和24年]
林建設工業株式会社設立
山形県知事登録(イ)第146号、建設大臣登録(イ)第2406号
1951[昭和26年]
第二最上川橋梁改良 その1、その2工事(羽越本線)
1956[昭和31年]
飛島小学校新築その他工事
1960[昭和35年]
小波渡漁港修築工事
1963[昭和38年]
県立酒田工業高等学校新築工事
1968[昭和43年]
浜田橋新設工事(酒田市)
1973[昭和48年]
酒田港改修事業のうち西ふ頭地区(Ⅱ-1)道路(立体交差)工事(大浜陸橋)
1974[昭和49年]
遊佐町立国民宿舎建設工事(大平山荘)
1975[昭和50年]
酒田市立第一中学校校舎改築工事
1976[昭和51年]
酒田大火(10月29日)
大火に学ぶ災害ミッション pickupHistory

 林建設工業100年の歴史において、また、酒田の建設業界の歩みにおいても酒田大火は忘れることのできない大きな出来事だ。その日は台風並みの低気圧による強風で、映画館から出火した火は瞬く間に酒田市街地を覆い尽くした。山形県建設業協会酒田支部は、林建設社内に酒田大火緊急対策本部を設置。延焼防止のため建物破壊に使用する土木重機の要請を受けて出動を手配した。翌朝、焼け跡に残ったおびただしい瓦礫の山。林建設工業はその撤去作業の他、解体作業、仮設住宅・店舗建築など本格的な復旧活動に取り掛かった。
 商店街の再興には「共同建築」という、隣同士で壁を共有する方式を取り入れ、林建設工業はその建設を担うことになった。現在も中心商店街に残っている「セットバック方式」。PC工法を用いたこの方式は大火後の商店街復興の切り札となった。

都市計画街路事業豊里十里塚線(立体交差)(御成こ線橋)
鼠ヶ関港改修事業弁天島防波堤工事
1977[昭和52年]
酒田火災復興地区整地工事(第1工区)
1978[昭和53年]
酒田市中町第4街区第一種市街地再開発事業(第2工区)施設建設工事
1982[昭和57年]
酒田市総合文化センター新築工事
1983[昭和58年]
林宇三郎が山形県建設業協会第4代会長に就任
酒田港(北港地区)埋立護岸ケーソン提(その1)工事
1984[昭和59年]
秋田営業所開設、建設大臣許可(特・般-59)第10898号
1985[昭和60年]
米子漁港修築工事第1工区南防波堤西防波堤
1988[昭和63年]
庄内情報プラザ建設工事
1989[平成元年]
庄内空港整備事業 場外排水路工事
1993[平成5年]
遊佐町統合中学校新築主体工事
吹浦道路 改良第2工事(国道7号吹浦バイパス)
1997[平成9年]
山形自動車道 漆曽根工事(酒田市)
2001[平成13年]
東北公益文科大学校舎新築(建築)工事
日本海沿岸東北自動車道 琴丘北工事(秋田県)
2003[平成15年]
秋田営業所廃止
2005[平成17年]
最上川下流沿岸農業水利事業 吉田幹線用水路(その10)工事(庄内町)
2008[平成20年]
山形県知事許可(特・般-19)第701753号
2009[平成21年]
八幡タウンセンター建設工事(建築工事)
2010[平成22年]
海鮮モール整備工事(建築工事)
2011[平成23年]
東日本大震災(3月11日)
復旧活動の真ん中で pickupHistory

 2011年3月11日。林建設工業では地震の発生とともに緊急体制が敷かれていた。火力発電に工業用水を送っている送水管が破損し断水、市内は停電となった。県企業局の担当から被害の状況を聞くとすぐに、酒田工業用水の加圧ポンプ場で夜を徹して復旧作業にあたった。
 被災した太平洋側の海岸では岸壁や防波堤が津波で壊され、道路も寸断されて海から物資を運ぶしか方法がないというとき、海底の瓦礫が障害となっていた。林建設工業は、海洋工事用の起重機船に乗って被災地の海に向かい、瓦礫の撤去作業にあたった。
 災害時、水が出なかったり電気がつながらないとき復旧させるのは建設業。この大きな経験が若い社員たちに「我々が地域を守るんだ」という強い気持ちを改めて芽生えさせるきっかけとなった。

平成24年度県漁場再生石-002号 石巻海域漁場啓開工事その2(宮城県)
中山北道路改良工事(日沿道、鶴岡市)
2016[平成28年]
平成27年度(債務負担行為)酒田港施設整備費酒田港高砂ふ頭コンテナターミナル舗装工事(第2工区)
庄内こ線橋 下部工工事(余目酒田道路)
2017[平成29年]
酒田市庁舎改築工事
2019[平成31年]
日本海総合病院放射線治療棟増築工事
2019[令和元年]
創業100周年
  • 第二最上川橋梁改良 その1、その2工事

    昭和26年
    第二最上川橋梁改良 その1、その2工事

  • 小波渡漁港修築工事

    昭和35年
    小波渡漁港修築工事

  • 酒田市中町第4街区第一種市街地再開発事業(第2工区)施設建設工事

    昭和53年
    酒田市中町第4街区第一種市街地再開発事業(第2工区)施設建設工事

  • 酒田市総合文化センター新築工事

    昭和57年
    酒田市総合文化センター新築工事

  • 東北公益文科大学校舎新築(建築)工事

    平成13年
    東北公益文科大学校舎新築(建築)工事

  • 平成24年度県漁場再生石-002号 石巻海域漁場啓開工事その2

    平成23年
    平成24年度県漁場再生石-002号 石巻海域漁場啓開工事その2

  • 酒田市庁舎改築工事

    平成29年
    酒田市庁舎改築工事